超音波療法の効果

超音波療法の効果

超音波療法には温熱効果と非温熱効果があると考えられています。

温熱効果

超音波の連続モードでは、
組織温の上昇により、組織の伸展性を高め、血流を改善して循環不全による疼痛を緩和
させる効果があります。

その他にも、

  • 侵害受容器の膜のイオン透過性に影響を与えて疼痛を緩和させる
  • 筋紡錘の緊張を和らげ筋スパズムを軽減させる
  • コルチコイド、サリチル酸塩などの薬剤を深部組織に浸透させる

などの効果があります。

非温熱効果

パルスモードでは、機械的な微細振動により、

細胞膜での透過性や活性度を改善することにより、炎症の治癒・細胞の活性化を促進します。

また、機械的刺激の受容器や、筋組織内の交感神経系を刺激して、疼痛制御機構
(ゲイトコントロール理論)により疼痛を緩和させると考えられています。
浮腫の軽減効果もあります。

キャビテーション効果

キャビテーションとは、簡単にいうと、液体中に泡が生じる現象のことで、
一種の沸騰現象のことです。

身近な現象では指がポキッと鳴るときに発生しています。

沸騰は通常、熱により起きますが、キャビテーションは圧力の変化、
つまり静圧の低下による沸騰現象のことです。

超音波でキャビテーションが発生すると、それにより生じた気泡の発泡現象により、
局所の組織に急激な温度上昇を起こすことがあります。

そこで治療導子を早く動かしたり出力強度を低くしたり、周波数を高くすることにより
それを防ぐ必要があります。

禁忌

血管の疾患 梗塞の破壊が起こる可能性があります。

急性敗血症 感染を広げたり、敗血症によって発生する塞栓を剥がす可能性があります。

心疾患   ペースメーカーを入れている患者など

腫瘍    腫瘍の成長を促進したり、転移する可能性があります。

  • 脊椎の椎弓切除術を行った脊髄付近には照射しないこと。
  • 妊婦や胎児
  • 成長期の子供の骨端線

ちなみに骨成熟の平均年齢は男子15.5歳、女子17.5歳です。

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